情報処理学会論文誌 プログラミング


最終更新日:2025.4.5

「情報処理学会論文誌 プログラミング」の編集について

電子図書館/論文誌(トランザクション)/プログラミング(PRO)

編集責任:論文誌プログラミング編集委員会
(委員会構成母体:プログラミング研究会

対象とする分野編集方針査読基準投稿手続き英文論文誌JIPとの連携和文論文の採録後の英語化システム開発に関する論文の執筆について編集委員会構成

1.対象とする分野

プログラミングは、コンピュータの誕生と同時に生まれた伝統的な分野ですが、コンピュータがある限り常に不可欠な技術です。マルチメディアやインターネットなどの最先端の応用分野にも、プログラミングが様々な形で密接に関係してきています。今後も、プログラミングに関する研究の重要性は変わらないと思われます。「情報処理学会論文誌 プログラミング」は、プログラミングについて論じた論文を専門に扱う論文誌です。
本論文誌では、プログラミングに関係するテーマ全般を取り扱います。具体例として次のようなテーマがあります。

  • プログラミング言語の設計、処理系の実装
  • プログラミングの理論、基本概念
  • プログラミング環境、支援システム
  • プログラミング方法論、パラダイム

これらを応用したシステムの開発事例も対象として認められます。また、これら以外でも、プログラミングに関する面白い話題であれば何でも対象となります。

2.編集方針

(1) 本論文誌は、プログラミング研究発表会における発表と論文誌投稿が密接にリンクされている点に特徴があります。発表者(著者)が用意した発表用の予稿がそのまま本論文誌への投稿論文となります。研究発表会において発表することなく本論文誌に投稿することは認めません。逆に、本論文誌への掲載を希望せずに(投稿しないで)、研究発表会において発表することは可能です。
(2) 研究会登録者は、電子図書館から本論文誌を閲覧できます。(発行後2年経過した論文誌は、すべての方が無料で閲覧できます。)
(3) 本論文誌に掲載する論文は、通常のオリジナル論文と、サーベイ論文の2種類とします。どちらの種類であるかは、著者自身の指定によって決まります。
(4) 論文の記述言語は日本語、英語のいずれかとします。論文の長さに特に制限は設けません。

3.査読基準

(1) 基本的な考え方として、減点法に陥ることを避け、論文のよい点を積極的に評価するという態度を貫く方針です。具体的には、新規性、有効性などの評価項目のうち、いくつかの点では不十分であっても、どれか一つの点で特に優れていると認められれば採録します。体裁のみが整った論文より、若干の不備はあっても技術的な貢献の大きい論文を積極的に受け入れます。
(2) このような観点から、たとえば次に挙げるような、従来は論文としてまとめることが難しかった内容について論じた論文もできるだけ受け入れる方針です。

  • プログラミング言語の設計論
  • システムの開発経験に関する報告
  • 斬新なアイディアの提案
  • 概念の整理、分類法、尺度の提案
  • 複数のシステムその他の比較

4.投稿手続き

(1) 発表を希望する方は(投稿の有無にかかわらず)、発表会の約2ヵ月前までに発表申込をしてください。発表申込の送り先や正確な締切日は、発表会ごとに学会誌の会告(研究会開催通知)欄および研究会ホームページに掲載します。申込の際には、「著者のための手引き(論文投稿要領)」にしたがい、本論文誌投稿の有無、オリジナル論文とサーベイ論文の種別指定等を明記してください。
(2) 論文投稿を希望する方は、発表会ごとに定める締切(研究会開催通知に記載。通常、発表会の5週間前)までに論文を提出してください。別に定めるスタイル基準に従ったカメラレディ原稿とする必要があります。論文の受渡しには、標準的な機械可読形式(PDF)を用います。
(3) 発表会の後、3週間程度で採否の通知をします。照会の手続きはありませんが、一定の修正を条件とした採録の場合もあります。この場合は、3週間以内に改良版を作成してください。

5.英文論文誌 JIP との連携

2015年度発行の論文誌に掲載される英語論文から、情報処理学会の英文論文誌 JIP(Journal of Information Processing)との連携を行っています。なお、投稿受付等は同一ですので、論文誌プログラミングへ英語論文を投稿される著者のみなさまに特段ご対応いただくことはありません。また、JIPはオープンアクセスであるというメリットもあります。

  • 論文誌 プログラミングに採録された英文論文は JIP に正本が掲載され、論文誌プログラミングには preprint として掲載されます。
  • 英語論文であっても、採否の決定等は論文誌プログラミングの編集委員会の責任で行います。
  • 「日本語論文の採録後の英語化」による英文論文も連携の対象となります。

6.日本語論文の採録後の英語化

英語論文掲載の促進のために、2011年3月開催の研究会での投稿から、日本語論文として投稿され採録と判断された原稿(条件付き採録と判断され、条件が満されたことが確認されたものを含む)に対して、著者の希望により、英語化を認めています。

  • 英語化を希望する著者は、採録通知時に編集委員会へその旨ご連絡ください。
  • 著者は所定の期日までに英語化作業を完了し、編集委員会に (a) 英語化PDF原稿 (b) 業者による添削結果(任意形式) (c) 添削者の履歴書(ネイティブスピーカーによる個人添削を受けた場合) (d) 日本語採録PDF原稿を提出してください。
  • 作成された論文に対しては、英文添削業者等による英文添削を義務とします。英文添削にともなう費用は著者の負担とします。英文添削業者からの情報(添削コメント等)も付してください。
  • 英語化原稿は、編集委員会にて日本語原稿と同等であることを確認します。同等性が確認できない場合は、軽微な問題であれば著者に修正を求めます。

7.システム開発に関する論文の執筆について

当論文誌では、システムの開発経験に関する投稿を歓迎しています。ある程度の規模のプログラミング言語処理系やソフトウェアシステム等の開発経験は大変貴重なものであるからです。 しかしながら、そのような開発経験の報告が論文として高い資料価値をもつためには、実装内容の詳細について具体的に報告することが必要です。この要請は、「科学技術論文は読者が追試可能なように書くべきである」という一般原則にも合致するものです。 一例ですが、中間コードを用いた言語処理系の実装の報告であれば、その中間コードの仕様を(よほど大きなものでない限り)具体的に書くことが必要だと考えます。プログラミング研究会論文誌はページ数制限がありませんから、単なるシステムの紹介にととまらず、それ自体が十分な資料価値をもった論文を投稿されることを期待します。

8.ジュニア会員の論文掲載料免除申請について

2019年4月投稿分より、筆頭著者が情報処理学会ジュニア会員の日本語論文について、論文誌プログラミングを含む一部の対象論文誌では、論文掲載料が免除されます。詳細はこちらをご覧ください。筆頭著者が情報処理学会ジュニア会員である日本語論文を投稿される際に、論文掲載料の免除を希望される場合は、研究発表会への発表申込み時に下記の申請書に必要事項を記入の上、発表申込みされる研究発表会担当委員へメールにて提出してください。

申請書フォーマット

9.編集細則

論文誌 プログラミングの編集細則は、こちらのページに規定されています。

10.論文誌プログラミング編集委員会構成(2025年度)

委員長 森畑 明昌 (東京大学)
  安部 達也 (千葉工業大学)
  荒堀 喜貴 (東京科学大学)
  今井 敬吾 (DeNA)
  上里 友弥 (株式会社サイバーエージェント)
  上野 雄大 (新潟大学)
  鵜川 始陽 (東京大学)
  加藤 弘之 (国立情報学研究所)
木村 大輔 (東邦大学)
  倉光 君郎 (日本女子大学)
  齋藤 新 (日本アイ・ビー・エム(株))
  篠埜 功 (芝浦工業大学)
  佐藤 重幸 (電気通信大学)
  佐藤 亮介 (東京農工大学)
  新屋 良磨 (秋田大学)
  塚田 武志 (千葉大学)
  中正 和久 (岩手県立大学)
  中野 圭介 (東北大学)
  中丸 智貴 (東京大学)
  平石 拓 (京都橘大学)
  堀江 倫大 (日本アイ・ビー・エム(株))
  松本 宗太郎 (株式会社タイミー)
  森口 草介 (東京科学大学)
  水島 宏太 (株式会社ネクストビート)
  横山 大作 (明治大学)

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